お礼の文(震災孤児の協力金)
- 高井晴美
- 2021年10月25日
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2011年の秋、岩手県陸前高田の町を初めて訪れ、津波による大惨事を目にしました。町が、一つ失なわれた夜害の大きさに深く悲しみ、ただ、がれきの山々の中に立っていました。ある場所で、ポランティアに来て、帰れなくなってしまった方と出会い、言葉を頂きました。「あなたが一番心を痛める方に、出来る事をするのが良いですよ」と。私は「それは、一瞬にして両親を失い、泣いている子供達です』と即答したのが、昨日の事のようです。
まゆまろ貯金箱から始まり、長年にわたり食器や作品を購入して頂き、また個人的に寄付金を預かり、支援金として、市役所に届けてまいりました。最年少の小学1年生が18歳になるまでは・・・と決めて。普袋の子供を想う深い心情と優しさは、子供達の支えになっていた事と思います。皆様、一人一人のご協力により、10年間続ける事が出来ました事に、感謝を申し上げます。一緒に歩んでまいりました10年は、かけがえのない宝の日々でした。ご報告と共にお礼申し上げます。
高井晴美




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