支援物資と共に陸前高田へ
- 高井晴美
- 2013年10月10日
- 読了時間: 3分
【2013年10月10日大型バスで陸前高田へ 】
縁をいただきお付き合いをさせていただいてきた村上製材所さんや
下矢作保育園のある地域の仮設住宅を中心に6ヶ所訪ねさせていただきました。
村上さんには、軽トラックに一輪車を積んできていただき、
一緒に回っていただきました。
昨年(2013年)1月より、陶芸グループを中心に(3月には市民にも参加していただく)
マグカップ製作を始めました。作りながら、仮設住宅で今も凍える思いをして
暮らしている方々のことを心配し、心をいためながら、語り合ってきました。
少しでも暖まってわずかでも希望をを抱いて生きる支えとなることを願いながら。
また同じ頃より、マフラー編みの協力をお願いし、新聞紙面にも掲載して
いただきました。身体障害者センターを中心に、9月末までに驚くほどの数の
マフラーが寄せられました。
一針一針編み、時間のかかる作業の中、心を込めて編んでくださいました。
私は物を作る仕事をしているので、すべて手作りにこだわっています。
想いも一緒に届くと信じているからです。
言葉では言い表せないくらい沢山の方々の協力に心から感謝を申しあげます。
マグカップ 400個
マフラー 560枚
お米 1830kg
水なぎ学園の
黒豆パン 400個
多くの支援物資を大型バスに積み込め、10月10日から12日まで
23名で陸前高田に行きました。

【帰りには 】
友人をはじめ、市役所職員、陶芸館生徒、身障センターとその利用者、
日赤舞鶴病院、博愛、双葉寮、日星高校、、志楽小学校、
舞鶴市総合文化会館、舞鶴みなとライオンズクラブ、赤煉瓦クラブ等が
注文をしてくださった品々と一緒でした。
余りにもたくさんで、バスが動かなくなるのではないかと心配した位の
お土産を被災地への支援として買ってくることができました。
和・洋菓子、ぶどうジュース、サイダー、りんごジュース、お酒等
合わせて130万円にもなり、驚くばかりです。
一人の力は小さく、悩むことも多いのですが、このような大きな輪となり、
舞鶴のたくさんの方々の気持ちが届いたことでしょう。
【心のこもった見舞金 】
また、ずっと支援に取り組んできた震災孤児(35人)にと
お金を陸前高田市役所福祉課に届けました。
食器やコップ等を作り、買っていただいたお金を協力金として届けてきました。
お祭りで集めた募金を寄付して下さる団体もあり、思い切って口座を設け、
舞鶴市政記念館のカフェジャズに募金場kを置いて協力を呼びかけていました。
陸前高田に出発する前に、その募金箱に男性が茶封筒を入れてくださったそうです。
マスターから連絡があり、中を開いてみると7万円入っていました。
また、この暮れの12月中頃、その男性がまたやって来られて
「まだ続けているんやろ。渡しといて。マスターに託されたそうです。
無愛想で長靴に作業着姿の男性は名前も告げず、去って行ったそうです。
5,5万円入っていました。
このように暖かな優しい心を持った方がお
られるのだなあと思うと胸が熱くなり、
子供たちへの手紙に書きたいと思っています。汗水流し、苦労され
、貯めて下さったお金なのだろうと思うと。
感謝の気持ちを伝えることもできないので、この場をお借りして、
紹介させていただきました。




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